2月の終わりに上棟して、現在、大工工事中の安佐北区口田南のF様邸。
色んな作業が並行で進んでいますが、床のフローリングを敷きこみ始めました。
今回採用していただいたのは、(お洒落と自分では思っている)ボルドーパインです。
パインは世界中に自生する樹種で、産地によって名前や質が変わるそうです。
レッドパイン、ラジアータパイン、ポンデロッサパイン、日本名では松などなど・・・
産地を思い起こさせるような名前で呼ばれています。
今回採用のボルドーパインはフランス西部のボルドーワインでも有名なボルドー地方の海岸線に
自生する松のことをボルドーパインと呼ぶそうです。
パインの中でも少しコストは掛かる素材ですが、ボルドーパインの魅力についてご紹介します
◎木目が美しい
パインの特徴である木目や節目が美しい素材の中でも、ボルドーパインは更に美しく感じる
方が多いようです。植物性オイルを塗って拭き取り仕上げをすると木目が更に際立ちます
◎割と堅い
パインや松は柔らかくて傷がつきやすいイメージがありますが、他のパインと比べても
堅いのが特徴です。
◎規格サイズが大きめ
他のパインと比較してボルドーパインは厚み、巾が大きめの物で規格化されたサイズが流通しています。
一般的には厚み15ミリ・幅105~120ミリが多く流通していますが、今回採用するボルドーパインは
厚み20ミリ・幅160ミリと肉厚、巾ともに大きく、見た目の重厚感や高級感も上がり歩いた感触もより
心地よくなります
張り上げてゆく毎に、傷防止のために表面に養生をしてゆくので、全面をお見せできるまでまだまだ時間がかかりますが
一面に張り上げたボルドーパインの木目を早く見てみたいですね~。